ハンドメイドのペンダントです。
なかなか可愛くてそれなりに手も込んでます
トルコ石は珊瑚と材質は異なりますが
同じように彫刻ができ、比較的光沢も出しやすいので
このように石を削ってはめ込みが可能です
ダイヤやルビーをはじめ、トルマリンやクォーツに至るまで
それらの宝石では普通しないことです。
カットされた宝石に合わせて枠を作るというのが普通なんですね
シルバーとトルコ石の組み合わせはとても多く
素材は安価ですし多く出回っていますが
それだけシルバーとトルコ石の相性はいいですね
しかしトルコ石は安価といえども
ジュエリーに使われるトルコ石は結構高価なものも多いです
そしてターコイズは模造品が多いので注意が必要です
03-06(日)11時48分|シルバーアクセ
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これはジュエリーの仕事ではありませんが、変わった依頼でしたので
紹介します。
お客様がお持ちのニホンカモシカの角らしいのですが
首から下げれるようにペンダントのようにしたいということで
シルバーのキャップをかぶせました
この角は中が空洞の部分が多く、大きさに比べて案外軽いです。
根付作家の友人の関係で鹿角や猪牙、鯨歯、象牙、タグアナッツなどは
時々見かけますがニホンカモシカは初めて
普通ジュエリー職人はこれらの素材は扱わないですね
私は何をしてるんだろうと思いながらも案外おかしくないペンダントに
仕上がったのでとりあえず満足しているのでした
とにかく何でも作ることが好きなのだなこの人はとでも思って頂ければ
ちなみにジュラフトにあるショーケースも自分で作ったものがありますね
これがそうですが、4面にガラスをはめ込んでありますし
大変でしたが、やる気がある時は仕事以外でもこのくらい出来ます
なければ絶対しませんが
家具を作ることは全くの素人ですが、自宅には丸ノコやトリマーなどの
木工用電動工具がなぜかあるわけですね
ジュエリー職人は基本的に物づくりが好きだとは思いますが
僕の周りのジュエリー職人は皆さん日々ジュエリー制作一筋に励んでいます
そんな姿を見て僕も頑張らないとと思うんです。最近
03-05(土)18時01分|シルバーアクセ
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メノウのシルバーペンダントトップを制作しました。
これの面白い所は、このメノウを私がカットしたと言うところでしょうか
デザインはサーファーのお友達が考えたもので、自分が身に着けるとの事
なかなか良いペンダントになりました
メノウという石はアゲートとも言いますね!
アゲートはカルセドニーのグループに入っており
カルセドニーはクォーツのグループに入っているので
その辺が混ざりあって自分でもたまに訳が分からなくなります
とにかくアゲートは種類がすごい種類があるんです。
これらの石は煌びやかさはないものの、たくさんの模様が楽しめ
落ち着いた年配の方が好む傾向にあるようですが
ジュラフトではこういったアレンジで若い人が多く楽しんでいます
いいですよねそういうの。ほかの人がしてないですし
オリジナル感がありますね
03-05(土)18時00分|シルバーアクセ
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ジュエリー制作にも技法は沢山ありますが
WAX(ワックス)を使って制作する方法を紹介します
waxは蝋(ロウ)とも言い、硬さ・粘りなど沢山の種類があり用途に応じて
削ったり、熱で溶かしたり、盛り付けたり、伸ばしたり、曲げたりと
いろんなことが出来ますが、
今回は彫刻のみで坂本龍馬のリング制作の様子です。
龍馬を普通、リングにはしませんが、8月に高知県立坂本龍馬記念館で展示をした
関係で制作したものです!
県内外の大勢の方に見てもらえたと思いますが、
この場を借りて感謝申し上げます。
さてその龍馬の指輪がどのように出来たかご覧下さい。
これがwaxですがこの写真の物は削るのに適した固めのwaxです。
簡単に言えば『ろうそく』のロウって感じ。
リングの幅を決めて切断しています
結構ごつめのリングを作るんです。
龍馬のリングってかっこよく作るのって難しいと思うんです。
このヘンな道具でリングの内側を削って
男性がつけれるぐらいのサイズにしています
ヘンな道具で片付けましたが一つ一つ工具にはもちろん名前が付いています。
でもヘンな道具でいいや
そしてサイズの確認
この時点で指なんかにはめたりしませんが、こんな感じです。
この中に龍馬が入ってるんですね!
私はいつもそう思いながら彫刻しています
着けやすいようにリングの下側幅を細くするんですね。
でもまだゴツイ
ここまでは、狂いのないように気をつけています。
これをおろそかにすると3流になってしまいます!
簡単そうで簡単にはいきません。均一に対象に基礎ですから
さてこんな感じに龍馬が入ってるんです。
それを踏まえての厚みやサイズなどを最初に計算しておくんです。
ここからが楽しいところです
これで下準備OKって感じでしょうか。
下書きに沿って掘り込んでいきますが
このあたりがストレスがたまってきます
顔の輪郭をつかむのが大変です。
ここまで来るとだいぶ落ち着いてきました!
後は掘り進んで行けば立体感が出てきます。
少し彫るだけで雰囲気が変わってくるのでその面白さにのめり込んで行きます!
WAXだと写真が綺麗に写りませんので黒く塗ってみました
何じゃこれはどっかの原住民か?
なんて少しは僕も思っていますが、いえいえこれでいいんです。
あれ、ますます原住民に。
そんなことを考えていたら本当に原住民を作ってしまいそうなので
このあたりで休憩取ります。
一息入れながら進めないと逆に仕事が遅くなります僕の場合
手が止まったら一服。その繰り返し。
らしくなってきたじゃないですか
テンションも自然に上がってきますよこれは。
このあたりから自分に酔いはじめますね
半分冗談ですが何十回も自分をほめていると思います
モチベーション上げるためには必要なことでしょうか!?
そう願いたいです。
龍馬の貫禄が出せているでしょうか。
後は裏貫きと言って重たすぎるので、龍馬の顔の裏側から均一に彫り込んで
空洞にするわけです。
このリングはごつめなので裏を貫いても20グラムはいくんじゃないでしょうか。
なるべく軽くしないと使い勝手の悪いリングになってしまいます。
これを鋳造と言う工程にまわします。
石膏で覆い固め、焼いてこのWAXを焼き飛ばして
金属を流し込みます!
冷まして石膏を割れば竜馬の金属が出てくると言うわけです。
簡単に言えばそんな感じです
シルバーを流し込んだ物が出来上がりました。
この時点で見るとお客さんはびっくりしますが
シルバーってこんな色してるんです
ヤスリで成形しながら徐々に仕上げていきます。
最終の仕上げまで光らしてみました。
これで完成でも構いませんが
今回は少しいぶします。
出来上がりです!
これを使い込んでいくといい味が出てきますよ!
あとはお客さんが味を出していくんです。
こんな坂本龍馬のリングはどうですか
僕はインパクトあると思うんですけど
WAXを使った技法はこんな作りにに向いています。
地金から削りだしていくのは途方もなく時間がかかります。
また機会がありましたら、WAXを使わない手作りも紹介できたらと思います
03-05(土)17時58分|シルバーアクセ
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出ました金属アレルギーの方専用のペンダント。第2弾
前回制作の依頼を受けた物とはまた少しデザインが違いますが
好きにデザインが出来るのはオーダーのいいところ
最近はあまり使っていませんでしたこの石、ラピスラズリです。
オニキス・ターコイズ・アゲート・ロードナイト・マラカイト・タイガーアイなど
不透明石は沢山ありますが、その中でも少し価格が高めなのがこのラピスラズリ。
なぜ高いかはかは知りませんけど
古来から天空の象徴として
エジプトの王や神官などが好んで身に着けたと言います
チョーカーとして革と組み合わせるのもありですね
表にラピスとシルバーの枠、しかし裏側は金具がもちろんない様にしています。
金属アレルギー用ですので。
前回ネジで留めたので少々厚みが出ましたが、今回はペンダントトップ自体が小さいので、厚みを抑えるのに一工夫しました。
ネジを使わずある方法で。
って、もったいぶるほどでもないですが、試行錯誤は毎回のことです!
今回は企業秘密ってことにでもしておきましょうか
03-05(土)17時49分|シルバーアクセ
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